お客様のお金の使い方


あなたのお客さんがどういう思考のもとでお金を使うか知りたくないですか?

 

お客さんがどういう思考でお金を使うかを知らないと物は売れません。

 

なのでお客さんのお金に対する考え方を知りましょう、というお話です。

 

  

まず経営者と雇われてる人(サラリーマン)はお金の捉え方が違います。

 

経営者の場合、特に個人事業主の場合残った分が自分のお給料ですよね?

だから残そう残そうとします。

  

特に儲かっていないお店の場合、お金を残さないと月末の支払いが直撃するので必死に残そうと節約します。

 

それに対してサラリーマンはそんな事はあまり考えません。

 

「次のお給料日までに生活できればOK」という考え方です。

 

変な事でもしない限り来月分はまたお給料として同じ額が振り込まれるからです。

 

個人事業主のように

毎月の自分のお給料が安定しないわけではなく

毎月決まった額の給料が振り込まれるので

個人事業主ほど切羽詰まっていません。

 

だから欲しい物があればサラリーマンの人はお金を使いやすいです。

 

でも個人事業主の人は

欲しい物があっても来月またお客さんが来てくれる保証がないので我慢します。

 

この差を認識することが大事です。

  

人は自分の考えが一般的だと錯覚してしまいます。

 

「欲しい物があっても我慢するのが一般的」と思ってしまうと

 

「こんな高い商品売れないでしょ」とそもそも売るのを躊躇します。

 

実はそんなことないんですよね。

 

お金は無くなってもお給料日に入ってくると多くのサラリーマンは思ってますから

欲しかったら買うんです。

 

でも個人事業主は違いますよね。

 

「来月の売上が良いとは限らない」

という不安が常についてまわるので節約します。

 

節約するのはいいんですが

その考え=お客さんの考え、と錯覚してしまうと

せっかく売れるものも売れなくなってしまいます。

 

価値が伝われば売れるんです。ちょっと高くても問題なく売れます。

 

大事なのは価値を伝えること。

 

「売れない=高い」ではなく

「売れない=価値が伝わっていない」のです。

 

価値が伝われば

今の時代、人は喜んで買ってくれます。