以前書いた内容の掘り下げです。
僕たちは言葉からは15%くらいしか
情報を読み取っていない。
85%はボディーランゲージだったり
声のトーンだったり雰囲気だったり
そういうものから情報を読み取っている
という話をしましたね。
今日はさらに深く入っていきます。
「言葉を強力にするのはセルフイメージ」
と覚えて下さい。
あなたがどういうセルフイメージを
持っているかで同じことを言っても
伝わり方というのは全然変わります。
例えば
「ばかやろう」という言葉も、
暴力的な人なら
「なんでこんな事も出来ないんだお前は」
というニュアンスが含まれますが
相手に人生に責任を持つ人なら
「こんな事をやってたら
お前の人生はダメになるぞ!」
と愛に溢れたメッセージになります。
メッセージとしては
「ばかやろう」の5文字ですが、
そこにいろんな情報が乗っかって相手に伝わります。
その結果、相手の感じ方が全然変わってきます。
「俺はオーナー。
オーナーのいう事を聞くのは当たり前!」
というセルフイメージの人と、
「俺はスタッフの人生をよくする責任がある。
俺はみんなを導いていくリーダー」
というセルフイメージの人では
同じ事を伝えても伝わり方が全然違うんですよね。
それはやはり、
僕たちは言葉以外のところで
情報を処理しているから。
スタッフ教育は褒めた方がいいのか?とか
叱った方がいいのか?とかありますが
経営者のセルフイメージです、一番大事なのは。
経営者のセルフイメージが高ければ
褒めても叱っても部下はついてきます。
そしてもちろん、
セルフイメージというのは
ただ決めればいいのではなく、
それにふさわしい行動をしているかどうかです。
「俺は周りの人を大事にするぞ」
と決めても家族を大事にしなかったり
スタッフを大事にしなかったらただの幻想です。
1.自分はどんなセルフイメージを持つべきか?
2.それにふさわしい行動を取っているか?
この2点をまず認識する。まず直す。
周りの事をごちゃごちゃいう前に、
まず自分を正す。
前回のメールで8割は伝わらないと書きました。
伝わらない原因は自分なんです。
自分が細部に至るまで
メッセージに気を配らないから
相手に伝わらない。
「メッセージに責任を持つ」
相手が思うように行動しなかったら
それは自分の伝え方に原因があるんだな、と
今日からは思って欲しいんですね。
自分が責任を持てば持つほど、
スキルはどんどん進化していきます。
どうやったらうまくなるんだろう?
こうかな?ああかな?と。
逆に
自分が責任を負わなければ負わないほど
スキルはどんどん退化していきます。
スピーチの世界的権威は(名前忘れました笑)
最初全然スピーチができなかったそうです。
でもその時に、
「聴衆が悪い。聴衆がバカなんだ」
とは思わなかったそうです。
「自分の伝え方に原因があるんだ。
もっとうまくなろう」と考えたそうです。
もし彼が「なんてバカな聴衆なんだ」と
思ったらスピーチ能力は上がらなかったわけです。
ぜひ、全部の責任は自分にある、と決めて欲しいんですね。
そうしたらどんどんスキルが上がって
あなたが住む世界はどんどん良くなっていきます。
今日はとても大事なことを
・セルフイメージを変える
・セルフイメージにふさわしい行動をする
・責任を持つ
ぜひメモしていつも読み返して下さい。