10%の反応でOK 2019-06-04 14:08:40 販促作りでやってしまいがちなのが たくさんの人に反応してもらおうとして 悩むことです。 例えば1つの商品名を考えるとします。 100人来店があったら70人とか50人に 反応してもらえないかな? と考えてしまいます。 これがそもそもの間違いなんです。 10人くらいに反応して貰えばOKだと思わないと 考えすぎて何も行動できない人間になります。 人それぞれ反応するポイントが違います。 例えば・・・ 1)ビールにぴったり!◯◯◯(商品名) 2)締めにはコレ!XXX(商品名) 3)辛いもの好きにお勧め△△△(商品名) 4)当店人気NO1スイーツ□□□(商品名) というふうに商品があったとします。 Aさんはビールは飲まないけど 辛いものも甘いものも好きなので3と4を頼みます Bさんはビールと辛いものが大好きなので 1と3を頼みます。 Cさんは食べるの大好き。必ず締めは食べるので 2を頼みます。 甘いものに目がないDさんは4を頼みます。 これでいいんです。 こうすることで普段はスイーツを食べない人が スイーツを注文したり、 ビールを今日は飲まないつもりで来た人が 1と一緒にビールを注文したりします。 すべての人にすべての商品を 注文して貰うことは不可能です。 もしもすべての人に すべての商品を注文してもらおうとしたら 当たり障りのない商品名になって 誰からも注文されなくなります。 POPとかクーポンも同じです。 このPOPはこういう人には反応するけど こういう人には反応しない。 割引クーポンに反応する人もいますし 無料プレゼントに反応する人もいます。 「どれが一番いいんだろう?」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 この考え方が一番キケンです。 一番なんてそもそもないんです。 一番を探している時間があったら即行動です。 10%の人しか反応しない販促が 10個あったら100%です。 商品名どうしようかな〜 イベントどうしようかな〜 POPどうしようかな〜 と悩みすぎて行動しないのが一番もったいないです。 経営者にとって大事なのは時間です。 時間だけはどんなに大金を積んでも 買うことはできません。 看板などのようにお金がかかったり リスクを伴うのであれば慎重になる必要もありますが 商品名を変えるとか、POP、クーポンなどは リスクゼロです。 紙代くらいしかかかりません。 どんどん作っていった方がいいです。 そうした方が実力がぐんぐん上昇します。 1つの販促で50%、70%の反応を狙うのではなく 「10%の人が反応する」 そういう販促をいかに多く作るか?です。 そしてそういう販促の方が エッジが効いて結果として高い反応が得られます。