「ゴールは信者化」
です。
「信者」という言葉のイメージに
騙されないでくださいね。
「信者化する」というと
お金をだまし取るとか
そういった悪いイメージが強いと思います。
要は悪徳宗教のように
だまし取ったりしなければいいのです。
お客さんを変な方向に持って行く
信者化はダメですが
お客さんがハッピーになる信者化は
どんどんやるべきです。
DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)
のことを誤解している人が多いです。
ちまたの人はDRMのことを
1.リストを取る
2.セールスする
という売上をあげるための
戦略だと勘違いしています。
これは大きな誤解で
DRMというのは売上をあげるために
やるのではないのです。
お客さんを信者化するためにやるんです。
お客さんを信者化させる事ができれば
あなたがセールスをしなくても
お客さんの方からお店にやってきます。
忘年会で使ってくれたり
会社の同僚と飲むときに使ってくれたり
家族で使ってくれたりします。
逆に信者化させないと
安いお店や違う味のお店に浮気されます。
常々意識してもらいたいのは
「なぜこの人は来店してくれたのだろう?」
ということ。
安いからきてるのだろうか?
無料クーポンだからきてるのだろうか?
それとも
自分のことが好きで来てくれてるのだろうか?
というのを把握してください。
そしてじゃあ、
どうすればお客さんを信者化させることが
できるのかというと・・・
あなたの考えを発信していくことです。
例えばお礼状を出すのもいいですよね。
お礼状を出すことで
「この人はお客さんを大切にする人なんだな」
となりますよね。
もちろんお礼状の見た目によりますよ。
パソコンで作った何の変哲もないお礼状なら
「きっと大量生産なんだな」と思われてお終いです。
相手の心を揺さぶるというか
ハートを暖かくするというか
そういうことが必要なんですね。
そのためには、
対お客さんじゃなくて
対友人として付き合って下さい。
どんなに羽振りが良くても
対友人として付き合えない人は
連絡をカットしてください。
あなたが疲れます。
対友人として付き合おうと考えると
いろんなアイデアが出てきます。
あの人、辛口の日本酒が好きだから
今度は辛口の日本酒フェアをやろうかなとか
するとDMに書く内容も変わってきますよね。
対お客さんとして見ると
どうしても定型文のような
辛口日本酒フェア開催!
◯月◯日までXXXが無料!
みたいになってしまいますが
対友達として見ると
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この前すっごく美味しい日本酒を見つけました。
どうしてもあなたに飲んで欲しくてお手紙を書きました。
日本酒好きのあなたのためにフェアをやります。
でもフェアなんてどうでもいいんです。
あなたが元気でいてくれるなら。
でもやっぱり来てください!笑
あなたを始めとするお客さんのおかげで
私は毎日幸せに過ごすことができています。
本当に本当にありがとうございます。
また楽しいお話聞かせて下さい。
お店で待ってます!
追伸:今度有志を募って河原で
バーベキュー大会とかやりませんか?
常連さんたち10人くらいで
やったらすごく楽しいと思います!
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のようなメッセージに変わります。
お店に来いと言ってますが
なんだかいい奴っぽくないですか?
「バーベキュー大会いいねぇ。
うまそうな日本酒もあるし
ちょっと話に行こうかな」
みたいな感じがしませんか?
お店に来たらOK
売上たてばOK
じゃないんですね。
そんなビジネスはもろいです。
損得で選ばれているうちは
三流マーケティングです。
ライバルが出現したときに
上顧客を根こそぎ持っていかれます。
損得ではなく
好き嫌いで選ばれるようになって下さい。
あなたの考え方に共感できる人と
付き合うようにして下さい。
お客さんをあなたの考えに
染め上げてください。
そうすることでお客さんも
あなたも今以上に楽しい人生を歩むことができます。
利害関係だけのつながりではなく
心と心のつながった関係で居られたら、
そんな空間はすごく居心地が良いと思いませんか?
だからどんどんお客さんが
お客さんを連れてくる。
究極の飲食店とは正にこれです。
あっちのお客さんが笑ってることで
つい自分も笑っちゃう。
店客一体となってるんですね。
自分が作った販促を
利害関係ではなく
心と心の関係になっているか?
厳しくチェックしてください。